病院、治療院、整体院などに行って治療を受けても症状が一向によくならない。また検査しても何が原因なのかまったく特定できずどこに行ったらいいかわからないという人はボディーセラピーで対応できます。
いろんなことを試してきて慢性的な痛み(腰痛・肩こり・股関節痛)に悩んでいたり再発してしまう方にオススメです。逆に一時的に症状が和らげばいい、痛みだけをすぐに取りたいという方には不向きです。
ボディーセラピーでは、今のあなたの症状に対して一時的に対処するのではなく根本的な痛みの元を改善していくことが目的になります。
病気や痛みの起こる原因はさまざまですがその理由のひとつとして股関節が転位する(ズレる)ことが上げられます。具体的には、両足の長さに違いが生じその結果背骨が弯曲(わんきょく)することで全身にさまざまな悪い影響が出ることにより疾病が起こるのですがそのプロセスを簡単に説明すると次のようになります。
このように人体は、全身の各部が連動しているため股関節のズレや歪みは全身の関節や筋肉に波及(はきゅう)していき実にさまざまなトラブルや疾患を生みだしていきます。また左足が長いか右足が長いかによって背骨の弯曲のしかたが変わり、どの部分の脊髄神経が圧迫されるかによっても変わってきます。
まず左足が長い場合は、背骨は右に側弯(そくわん)する関係で背骨の痛む場所が決まってきます。左足が長い場合は、胃・十二指腸・肝臓・腸など、消化器系統と婦人科系統泌尿器科系統の疾患が起こりますが呼吸器系統・循環器系統の疾患は起こりません。右足が長い場合は、背骨は左に側弯(そくわん)しますのでこの場合、呼吸器系統、ぜんそくや肺炎にかかりやすい体質、せきが出やすい体質になります。
加えて循環器系統主に心臓の障害が出やすくなり不整脈、狭心症、心筋梗塞が起こりますが左足が長い場合の症状である消化器系統・婦人科系統・泌尿器科系統の病気は起こりません。また左足・右足のどちらが長い場合でも全身のアンバランスは連鎖反応的に広がっていくため、身体の抵抗力や免疫力は低下し、たいへん疲れやすくなりアレルギー症状に悩まされたりするのです。
つまり股関節の歪みは、とても多くの病気の引き金のひとつとなっておりそれを正すことで多くの症状や病気がよくなるのです。
※上記の内容は、あくまで症例の統計で見たものであり絶対的基準ではございません。
股関節の角度の違いはさまざまな理由によって起こります。中には先天的に違っている人もいます。ですが多くの場合は、日常の動作や身体の動かしかたのクセ、仕事上の特殊な姿勢などによって左右の股関節の角度に変化が生じています。おそらく左右の股関節の角度、両足の長さがピタリと同じという人を探すほうがむずかしいといってもいいでしょう。ではなぜ左右の股関節の角度を同じに保つことはむずかしいのでしょうか?
ちょっとむずかしい話になりますが、力学には、静力学と動力学がありイソガイセラピーは両方の力学の考え方を応用しています。人体の力学「生体力学」です。静力学とは、力の均衡についての理論体系であり、動力学とは力と運動の関係に基づいた理論です。ではこの2つの力学を私たち人間の身体に当てはめて考えてみましょう。人間の身体の力学の中心は2本の足と上体とを結ぶ「股関節」にあります。ところであなたは股関節がどこにあるか、股関節がどんな形をしているか知っていますか?
それでは下記の図を見てください。股関節は、人間の身体にたくさんある関節の中でも最も大きく、しかも最も重要な働きをしている関節です。
この股関節が、両足を骨盤にしっかりと連結させ上体の体重を支え両足を自由に動くようにしてくれていることでスムーズに2本の足で歩くことができるのです。
股関節は、大腿骨の上端にある丸い大腿骨頭が骨盤の寛骨臼にピタリとはまりこむように連結された構造をしています。そして、その周囲に何本もの靭帯(細くて強い筋肉の束)が張りめぐらされ股関節がはずれないようになっています。
また股関節には、他の関節には見られない大きな特徴があります。図を見ていただくとわかるように大腿骨頭と大腿骨が130度の角度で曲がって連結されています。この形はとても特殊で、腕と身体を連結している肩関節には見られません。
このように股関節は独特の構造をしているため2本の足のバランスをピタリと均衡に保つのは、たいへんむずかしいのです。また左右の股関節の角度が少しでも違うと足の長さは微妙に違ってしまうことになるのです。
股関節の転移に起因する疾病
「ひも」を使う矯正法は、イソガイセラピーの大きな特徴です。ボディーセラピーでは、最初にあなたの股関節の角度がどのように異常になっているかを判断し施術します。そしてセルフケアとして、自宅や会社などでも「ひも」を利用して正しい位置になるように矯正することにより本来の正しい股関節角度が長時間維持されるようにすることが目的です。まずは論より証拠。冷え性と自律神経失調症に悩む45歳の女性のサーモグラフィーによる脚結束法の効果をご覧ください。
サーモグラフィーによる脚結束法の効果をご覧になられていかがですか?ひもでしばってから約60分ほどで足指先の温度が6℃も変化しています。また、ひもで両足をしばることによって股関節の正しい角度を保持し萎縮した筋肉や靭帯が伸びて強化されていくのを助けているのです。
これは人間ばかりではなく、松の木やつるバラの幹や枝を思い通りの形につくり上げていこうというとき要所要所を成長するにしたがってしばっていくことに似ています。そうすることによって、硬い木の枝でも自由な形につくっていくことが可能になり、逆に自然のままでは傾いてしまう幹や枝もまっすぐに伸ばすことができるのです。
つまり人間の身体も同じです。股関節角度が異常になり足が外側に開いてしまったり内側に曲がってしまっているときは、ひもでしばることによって徐々に正しい角度や位置に戻していくことができるのです。
ボディーセラピーでは、ひもをしばる位置や結び方を工夫することによって痛みもまったくなく、血行を妨げることもなく、皮下組織を傷つけることもなく骨格や筋肉靭帯などの矯正を可能にしています。
最初は、お互いに初対面ですから緊張しますね。まずは、あなたの今の状況や症状痛みの箇所についてなどを30分程度私のほうでじっくりとお話をお伺いします。そして日常のクセ、骨盤のゆがみ各関節の可動域を確認すると共に足型診断を行います。
イソガイセラピーによって、あなたは自分の身体の状態が理解できご自宅でのセルフケアプランや試してみたいアイディアなどが手に入ります。それらを元に実際の生活の中で、どんなことから実践してみるか決めていきます。
また症状の改善や多くの変化を自分自身の力で手に入れたいと思われる方も多いので、あなたにあった症状別のセルフケアプランやエクササイズなど自宅で簡単にできる方法もご紹介します。これらをあわせて行うことで、より症状の改善を早くすることができます。
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