「セラピーを受けるといっても、どの状況(タイミング)で行けばいいのかわからない…」
はじめて当セラピールームをご利用されるクライアントさまから上記のようなご質問をよくいただきます。そこで、あなたが相談に行くべき状況には、次のようなものが考えられますので、まずはチェックしてみてください。
・あなたが孤独だったり、家族や社会からの支援をほとんど得ていないと感じたりしている場合。 ・うつや不安・トラウマが、あまりにも激しいものだった場合。 ・あなたの症状が、ずいぶん以前から(6ヶ月以上前から)存在する場合。 ・よく眠れない場合。 ・あまりにも頻繁にアルコールや薬物に頼っていると気づいた場合。 ・もう未来はないと考えている場合。 ・怒りだすことが多く、他の人から激しくそれをとがめられる場合。 ・友達や家族が、あなたが以前に比べてだいぶ変わったと思っている場合。 ・仕事や住所をたびたび変えている場合。 |
また上記以外でもたくさんあるので質問表もご用意しました。
質問表の答えの多くが 「はい」だった場合は、状況や症状を悪化させないためにもお早めにご相談ください。
1 あなたの行動をふりかえってみましょう 以下の活動の中で、悩みや不安、トラウマを受けたあとにできなくなったことは何ですか? | はい | いいえ |
暴力的な映画を観ますか? | ||
映画館に行きますか? | ||
招待に応じますか? | ||
夜、外出しますか? | ||
電車やバスに乗りますか? | ||
自分の車に乗りますか? | ||
暴行された場所や事故があった場所に行きますか? | ||
あなたが遭遇したことと同じようなことや事件についてのニュースを見聞きしますか? | ||
トラウマについての会話に耐えられますか? | ||
必要があれば上司にもはっきり意見を言いますか? | ||
異性の同僚や友達と部屋の中で2人だけでいることができますか? (性的な暴力に遭った後で) | ||
同僚や友達といっしょにランチをとりますか? | ||
大勢の前で話をしますか? | ||
同僚や家族、友達から何か反対意見を言われてもイライラしないで聞けますか? | ||
小計 |
2 あなたの考え方の中で変わったことは何でしょうか? | はい | いいえ |
あなたの身に起きたことを自分で予測できたはずだと思いますか? | ||
あなたの身に起きたことを誰か他人が予測できたはずだと思いますか? | ||
そのことについて前に考えていれば避けられたはずだと思いますか? | ||
あまり慎重ではなかったと思いますか? | ||
自分がすべきことや自分の身を守ってくれるはずのものについて考えますか? | ||
あなたの身に起きたことについて、うしろめたさや責任を感じますか? | ||
自分の行動が適切ではなかったと思いますか? | ||
あなたは自分の身を守れたと思いますか? | ||
その出来事が起こった状況の中で、自制心を保つべきだったと思いますか? | ||
その出来事が起こった状況について、誰もが自分よりはもっとうまく対処したりコントロールできたはずだと思いますか? | ||
小計 |
3 あなたの不安感の強さを見てみましょう | はい | いいえ |
いつも不安を感じていますか? | ||
悩んでいる出来事やトラウマについて話しているときだけ不安を感じますか? | ||
悩んでいる出来事やトラウマを受けたときに何か身体的な感覚がありましたか? またそれはどんなものでしたか? | ||
小計 |
4 仕事や家族に対する影響を見てみましょう | はい | いいえ |
最近、仕事を辞めましたか? | ||
仕事の環境(持ち場)が変わりましたか? | ||
昇進や栄転をあきらめましたか? | ||
住んでいる場所(住居)を変えましたか? | ||
出来事以降に配偶者と別れましたか? | ||
小計 |
5 あなたの弱さの手がかりを見てみましょう | はい | いいえ |
記憶から少しでも逃れるためにアルコールや薬物を利用しましたか? | ||
生活習慣が変わりましたか? | ||
以前から生きることの難しさを感じていましたか? | ||
解離状態※で、その出来事を体験しましたか? | ||
以前からうつ状態でしたか? | ||
以前からトラウマがありましたか? | ||
小計 | ||
合計 |
※ 解離状態とは?
解離状態というのは、日常的非病的な現象から重症で病的な現象までの連続性を持った心の状態。意識、記憶、同一性、知覚などの統合が崩壊する互いに類似性を持った広範な状態像の総称です。
■ 質問表の読み方 ■
「はい」が25個以上ある場合
あなたに起こった出来事の影響がとても大きいようです。ショックやその出来事は、あなたに非常に深い影響を及ぼしています。これ以上様子を見たり苦しんだりする必要はありません。専門の医療機関やセラピストに今すぐ相談に行ったほうがいいでしょう。
「はい」が15個~24個ある場合
あなたは、出来事による心理的な後遺症が見られますが、危険すぎる段階ではありません。それでもあなたは苦しんでいます。ここに該当する場合、あなたは自分の身に起きたことの責任を負おうとしはじめています。すでに第一段階の「認める」段階は過ぎています。そして第二段階の自分に働きかける段階を迎える準備ができています。
「はい」が15個未満の場合
あなたは、出来事に関連する精神的後遺症は持っていないようです。少なくともあなたは、ショックを受けたあとでも、人生の均衡を十分に取り戻すことができたようです。
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