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子どもが親を騙すときの心理状態とは?

子どもが大人へと成長していくプロセスで、小さいお子さんが「ママ、こっち見ないでよ!」と言って物を隠したりすることってありませんか?

大人にしてみれば、「見ないで!」とわざわざ言われると「なにか、隠しているな!」とわかるもんです。

例えば、そんなお子さんがある日、あなたがあまり開けない戸棚の奥に自分のお気に入りのお菓子を密かに隠していたとします。

お母さんとしては「ついにお母さんをだますようになってしまったのね」と、さみしくなるかもしれません。

しかし、これはお子さんが「お母さんは、この戸棚をめったに開けない」という、お母さんの「心(行為)」ちゃんと理解しているということなんですね

つまり、子どもが他人を「だます」という行為は、人の「心」を理解できるようになった証。

このように、子どもが他人の心を理解できるようになることを心理学では「心の理論」が確立された、と言われていて発達において重要な通過点としています。

その中で、他人の心の理解「心の理論」について現在も盛んに研究されていています。そこで、イギリスの「スマーティーズ」というお菓子を使った実験をご紹介しますね。

このお菓子は、日本のマーブルチョコレートのような筒状の箱に入ったカラフルなチョコレート。その実験は、まずそれを子ども達に見せて「なにが入っているかな?」と尋ねます。そうすると子ども達は「スマーティーズ!」と答えました。

そこで箱を開けます。すると中には鉛筆が入っているんですね。次に、子ども達にもう一度質問します。「まだ中身を見ていない他のお友達は、箱の中になにが入っていると答えるかな?」と尋ねます。大人であれば簡単に答えられますよね。

他のお友達は、まだ箱の中を見ていないので、箱の中身が鉛筆であるとは知らずに「スマーティーズと答える」と予測することができるわけです。

しかし、3歳くらいまでの子どもは、このような予測をすることが難しい言われています。なぜなら他のお友達は事実を知らないので、箱の柄を見て「スマーティーズと答える」という予測ができず、自分が知っている事実「鉛筆と答える」そうです。

「心の理論」とは、他者の信念・目的・意図・知識・思考・推測などを理解し、それに基づいて他者の行動を予測したり、自分の行動を決定したりすることができる能力といわれています。

大人にとってこのようなことは、とくに意識をしなくてもパっと考えられたり、行動したりできることかもしれません。

でも子どもが「心の理論」を生まれながらに持っているとは考えにくく、成長と共に確立されていくものとされています。

この「心の理論」の確立は、円滑な人間関係を形成していく上でとても重要な“他人を理解する”ということ。そう考えると心の理論は、思いやりの原点なのかもしれないですね。

小さいお子さんが上手にあなたを騙す。

これも視点を変えてみれば「心の理論」の発達をあらわしているのかもしれません。ですから、もしあなたがお子さんに「だまされた !」と感じたときは、あまりムキになって叱らず、騙されたあなたの悲しい気持ちを、お子さんに話してあげてみてはいかがでしょうか。




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セラピスト:山口じゅんいち

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