心理カウンセリング・整体を理論融合した水戸唯一のカウンセリングルームです。どこに行っても症状や痛みがよくならない方は、一度ご相談ください。

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大切なもうひとりのお母さん?

あなたは小さい頃、 今考えると不思議なくらい愛着をもっていたぬいぐるみやタオル、毛布などはありませんでしたか?

このぬいぐるみは私のお気に入り。寝るときは必ずいっしょ。どこへ行くのもいつもいっしょ。だから もうボロボロなんだけど、このぬいぐるみがないとどうしても落ち着かないの…そんなあなただけの「宝物」が、あったのではないでしょうか。

私も今でもよく覚えていますが、どうしても「これじゃなきゃヤダ!」っていう黄色いタオルがありました。なぜだかそのタオルを持っていると不思議と落ち着いたんですね。このように赤ちゃんが肌身離さず持ち歩いている「宝物」のことをイギリスの児童精神科医ウィニコットは「移行対象」と呼びました。

生後すぐの赤ちゃんとお母さんは、何をするにもぴったり一緒にいます。その時期の赤ちゃんは「自分とお母さんは一心同体なんだ」と思っているのです。(絶対的依存期)それから次第に赤ちゃんは自分の足で歩き、しゃべれるようになってくると、お母さん以外の世界にも目を向けるようになります。すると赤ちゃんは「自分とお母さんは別々の人間なんだ」ということを理解するようになります。(相対的依存期)

この絶対的依存期から相対的依存期へ移る時期(移行期)では、赤ちゃんはそれまで一心同体と思っていたお母さんとの別れというショックや不安を体験します。そこで赤ちゃんは、その耐え難い不安やショックを、ぬいぐるみやタオル、毛布といった「移行対象」によって解消していくんですね。

たとえば、ぬいぐるみをグッとつよく抱きしめたり、口にくわえてみたり、寝るときに抱っこしたりするのは、お母さんにしたいことを、その分身であるぬいぐるみにして、不安を解消しようとしていると考えられます。まさにこれが、自立の第一歩であり「移行対象」はとても重要な存在となります。赤ちゃんは、ぬいぐるみを上手に使って慰めてもらったり、励ましてもらったりしながら少しずつお母さんから自立していくんですね。

もしあなたのお子さんが、こだわりの「宝物」を持つようになったら「自立するためのお友達ができたかな」と、まずは様子を見守ってみましょう。この大切な「移行対象」には、以下のような特徴があるようです。

・たやすく手に入るものである

・大きくないものである

・布や毛糸でできた肌触りのよいものである

・特に好きな部分が決まっている(タオルの端っこなど)

・それがないと極度の不安(眠れないなど)に陥る

・洗濯をしたり捨てたりするとひどく怒る、絶望する

など色々ですから、お子さんの「宝物」が、どんなに汚れても、ボロボロになっても、それはお母さんの分身、お子さんの未来が詰まった逸品です。どうか、勝手に洗濯したり、捨てたりしないであげてくださいね。




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セラピスト:山口じゅんいち

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