「○○さん、私のことどう思っているのかな?」なんて、 あなたは気になったことがありますか?日々の生活や仕事の中で、自分が他人にどう見られているのか気にならない人は少ないですよね。それを知るためには、まわりから情報を手に入れるしかありません。
「あなたって、○○な人だよね!」といった言葉は、ときとしてイラッとすることもありますが、自分がどう見られているのかを知る重要なカギにもなります。ところで、 人はなぜ「自分が、どう思われているか」を知りたいと思うんでしょう?
「だって本当のことが知りたいし、自分のことって意外と自分ではわからないから…」
そうですよね。それもあると思います。では、その理由を4つに分類することができるので、ここで一緒に考えてみましょう。
自分を正確に評価したいから (自己査定) |
「本当のことが知りたい!」と単純に情報を手に入れようと考えます。 (例)「正直言って、あなたは八方美人って言われてるよ!」 (解説)本人にとって好ましい評価ではないが事実を知りたいという目的を達成できる。 |
自分を高く評価したいから (自己高揚) |
誰だって、まわりから「いい人に見られたい」という願望があります。そこで、いい評価を聞いて、その気持ちを満たすために情報を集めます。 (例)「あなたは優しい人ですね。みんなそう思ってますよ!」 (解説)ほめ言葉を聞くことで、好ましい評価を得たいという目的が達成される。 |
自分の評価を確認したいから (自己確証) |
「自分はこう見られているはず」その考えを確認するために、まわりの評価を知りたいと考えます。 (例)「あなたは、いつも元気でおもしろい人だと思うよ!」 (解説)自分では、「元気でおもしろい人」と思っている場合、人から同じ言葉を聞くことで確認できる。 |
自分をもっと向上させたいから (自己改善) |
「悪いところを知って直したい」、「もっと成長したい」と考えるため、まわりの評価を知ろうとします。 (例)「もっとまわりの人に気づかうべきだと思うよ!」 (解説)欠点を指摘してもらうことで改善すべき点を知りたいという目的が達成される。 |
さてあなたはこの4つで、どの部分を主な目的にしているかちょっと考えてみてください。自分を向上させるために欠点を指摘してほしいという人は少ないかもしれませんが、
「いい評判を聞いて、いい気分になりたい」
「自分が思っていることを言ってほしい!確認したい!」
という人は、わりと多いんじゃないでしょうか。もちろん、それでいいんです。自分がどう思われたいのか?どんな評判を聞きたいのか?これで再確認できますから。
もしも欠点を指摘された場合は、自己査定、自己改善の情報源のひとつと割り切ればいいんであって、必要以上に落ち込む必要はまったくないんです。なぜなら、人からの評価は、いつも自分を気持ちよくしてくれるとは限らないですからね。
もしあなたが、人からどう見られているかが気になるなら、多少「ムカッ」とすることを言われても、ひとつの評価として冷静に受け止めてはどうでしょうか。きっと今までと同じことを言われたとしても「感じ方」が変わると思いますよ。
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