あなたは、こんな期待をしたことはありませんか?
もちろん人それぞれ期待の形はあると思います。そのとき期待通りにすべてが思いどおりに、うまくいったときはよかったと思いますが、期待はずれに終わってガックリ肩を落としたことが、あなたは今までありませんでしたか?ちなみに僕は、ものスゴイありました。今でもたまにありますし…
では「期待」って、どんなことなんでしょう???ズバリ言ってしまうと期待とは、物事がこうあるべきだと自分が思っていること、思い込んでること、思い描いている「イメージ」のことなんですね。つまり期待しているときっていうのは、
「~だからこうあるべきだ」
「~するべきだ」
「~ねばならない」
「~だからこうなるはずだ」
「~するのが当然だ」
「~する必要がある」
ということを心理的に思ってるんです。ではこの言葉を読んでみてあなたはどう感じますか?そうです。期待していることが「達成してあたりまえ」という発想になっていますよね。すると何が起こるのか?
「あたりまえ」が前提の発想ですから期待通りになってもあまりうれしくないし、まるで当然のように思えてしまうことが多くなってしまうんです。逆に達成してあたりまえなのに達成できてなかったときは落ち込んでしまうかもしれません。
つまり期待通りに物事がうまくいっても「こうあるべき」であたりまえと思っているんですから、よろこびや充実感、達成感もあたりまえに感じてしまうのです。すると満足感としては小さなものになってしまい、もっともっと大きな期待を自分にかけて、より大きい満足感を得ようとすることもあります。
そもそも期待とは、私たちが幼少時代や子供時代に傷ついたり失敗しながら、こうすれば失敗しないはずだ!こうすればうまくいくはずだ!物事はこうあるべきだ!と経験の中から学んだことで身についたものです。
つまり以前に傷ついた経験から「こうしたらもう傷つかないはずだ!」と自分に期待をかけていたとすれば、期待がはずれてしまうことで激しく傷ついてしまうんですね。これが「ストレスの原因」になります。
また期待は、大きなストレスや欲求不満の原因になっているわけですから、別の考え方を取り入れることでストレスや欲求不満から解消することができます。では、そのためにどうすればいいのか?
それは「期待を手放す」ことです。もしあなたが、「ついつい期待してしまう」のであれば、ちょっとした実験として、「期待しない」ってことを試してみたら、おもしろいと思います。相手に期待しないことで驚くほど気持ちが楽になりますよ。
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